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夏休みに人気!ハイトーンカラーの注意点。(黒染めとブリーチについて)

CATGORYS:店長小林の美容小話

こんにちは!小林です。

7月も後半に差しかかり、学生のみなさんはもうすぐ夏休みですね!もう夏休みのところもあるのかな…??

夏休みの期間に入るとハイトーンカラーのお客様が多くなりますが、ハイトーンのカラーをする上で1つ注意点があります。
ハイトーンカラーとはその名の通り髪を明るくするカラーリングですが、黒染めをしていた場合は髪が明るくなりません!

特に学生の方は、校則・バイト・実習・就活などで黒染めをした経験がある方も多いと思います。しかしながら、一度でも黒染めをしてしまった髪というのは人工的な赤黒い色素が髪内部の奥深くまで浸透しているため、通常のカラーリングで明るくすることができなくなっています。

そのため一度でも黒染めをした髪の毛を明るくするには、髪の内部に残っている黒染めの色素を破壊するために、ブリーチ(髪の毛を金髪にする強い薬剤)をする必要があります。

しかし、ブリーチをしたところで黒染めの色素というのは髪の内部に本当にしつこく残留するため、どの程度色が落ちるか、どんな色になるのかはブリーチをしてみないとわかりません。

さらに厄介なのが、大半の黒染めは赤色を極限まで暗くした色なので、ブリーチして色を落とすと赤~オレンジ~サーモンピンクのような暖色系(暖かさを感じる色味)になります。

そうなると…最近オーダーの多いブルー系やグレー系の寒色系(冷たさを感じる色味)や無彩色(色味のない色・灰色など)とは全く反対の色になるため、綺麗に染めることが非常に困難となります。

もちろんブリーチを何度も何度も行い、毛に残った黒染めを極限まで抜けばいいのですが、そんなことをしたら髪が耐え切れずにボロボロになってしまいます…

これから夏にかけてハイトーンにしようと考えており、かつ黒染めをしている方は、そのことを担当美容師さんに伝えた上でメリット・デメリット・希望の色・ホームケアなどを十分に話し合うことをおすすめします!

今回は少し長くなりましたが、とても重要なことなので詳しく書かせてもらいました。
当店でもブリーチカラーの施術を行っておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。まずは上記のことを踏まえ、しっかりカウンセリングさせていただきます。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!